子供の額に当てるナイフは、一番下が適当かと。初め何のために使うのかわからなかった私、一番上の包丁を持っていきました・・・。 |
昔、子供が走っていて家具におでこをぶつけた時の話。それを見た義母が『ナイフもってらっしゃい!早く!』と言うじゃありませんか。一体、ナイフで私の子供をどうしてくれるんだ、と『何のために?』と聞くと『ぶつかったでしょ!こぶができちゃうから、早く!』
まさか、こぶをナイフで切り裂くんじゃないでしょうね、とかすかな疑惑を抱きながらナイフを渡すと、ナイフの金属部分をビタッとぶつかった部分に当てました。
な、何をしてるの???と、あっけにとられている私に、『ぶつかったらすぐナイフで打撲箇所を押さえると、こぶにならないのよ』と言っております。初耳。でも、その後いつくかの家庭で同じ光景を目にしたので、ポーランドでは打撲後のこぶを防止するためにナイフ(冷えた金属製のものならなんでもいいらしい・・・ということで、あるときは瓶入りマヨネーズのふたを押し当てていた母親もいました)を押し当てるそうです。
見慣れたたらどうってことない光景なのですが、初めてナイフを要求されて子供の顔に当てられたときはヒヤッとしたもんです。